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JUJU's Closet

ヌメロなみなさまごきげんよう。2017年が始まってしばらく経ちました。寒さも少し和らいできたからもうじき来るであろう春に想いを馳せつつも、いまだにまだまだ襲って来る底冷えする程の冬日には最後の悪あがきと思われてもかまわないとばかりに冬物のヘヴィーなアウターを楽しんでいる私のこの頃。みなさまはいかがお過ごしでしょうか?昨年の秋あたりから意識改革を行っている私。重かった腰を軽めにしてお休みが少しでもできたら国内外問わずひとり旅に出かけるようになったり、今まではなんってったって黒い服ばかりを着ていて、自分の中に必ずある自分なりのシルエットとかイメージを決して崩そうとしなかったっていうか崩せなかったけれど、そろそろもっと自由に色んなものをおもしろおかしく着ようっていう風にファッションに対する考え方もシフトチェンジしていったりしてて。これまでの概念を覆すっていう作業は結構興味深くって、お買い物に行ったりしても自分の触手が動くものが増えていくのはワクワクものだし、本当に久方ぶりのひとり旅の自由さに心の底から満たされたり。とにかく誰かとか何かに惑わされず自由な感性でいるっていうのが近頃の私のモットーです。さて、そんな気分に世の中がなっているからなのか、私が世の中の流れにたまたま同調しているのかはたまた籠絡されているのかはわからないけれど、今回のJUJU's Closet、テーマは「GROOVE」でございます。私が初めてGROOVEという言葉を耳にしたのは幼少の砌に大人の誰かが聴いていたTHE YOUNG RASCALSのGroovin'っていう曲だと思います。とはいえ自分の意志で聴いてないからそれはカウントしないことにして、私が生まれて初めてGROOVEって言う言葉に反応したり、それ的な何かを感じたのはMADONNAのInto The Grooveっていう曲でした。あの曲調と歌詞(とダンス)にノックアウトされたのを今でも鮮明に覚えているなぁ...。

'このグルーヴに乗ってあなたの愛を証明してみなさいよ
あなたがこのビートの上でどんな風になるかあたしに見せて'
的な!!GROOVEっていうのはきちんとした言葉で訳したりできない感覚だけど、うーん...敢えて日本語にするならば否応無しにウマが合う、なのかしら。GROOVEが合えば恋も始まるし、その恋はとてつもなく深くなる。さらに言うならGROOVEさえ合えば、たとえ初対面の誰かでも全くそれが気にならず、とにかく説明不要な感じで超深く仲良くなったりするもの。そんな調子で京都でもニューヨークでも、もちろん東京でも色んな人達ととてもとても仲良くなったり恋に落ちたりしたもんだなー。出逢いはもちろんなんだけど、なによりもGROOVEが大切なのはステージの上。どんなタイプのライヴであれ、ライヴミュージックにGROOVEは必要不可欠。ミュージシャンとの間に渦巻くGROOVE感は本当に最高の媚薬です。今年もいろんなライヴがあるからその都度大事にするのはもちろんのこと、これから先にはたくさんの未だ見ぬ誰かとの出逢いがある筈だからなんしかその際にもGROOVE重視でいきたいものですな。もちろんファッションも!!!みなさまも、是非にー♡

つづく

Photos:Motohiko Hasui / Styling:Ako Tanaka / Styling Assistant:Nozomi Urushibara
Hair&Make-up:Akiko Gamou(Heads)
Text : Kefa Cheong / Edit : Maki Saito

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