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JUJU's Closet

ヌメロなみなさまごきげんよう。寒くなるかと思えば夏日に戻ったり、そうかと思えばひんやりしたり、とここ最近の気温の上り下がりに翻弄されている方も多いのでは?オンナゴコロと秋の空とはよく言ったものだ、と感心する日々を送っている私ですがみなさまはいかがお過ごしでしょうか?さて今回のテーマは「play dress up」。なりきりオシャレを思いっきり楽しんじゃおうっていうのもトレンドのひとつだそうで、変身願望がない人はきっといないから誰にとっても楽しいトレンドに違いない。というわけで今回のJUJU's closetでは私のなりたかったもの、そしてなりたいものについてお話ししようと思います。

コドモの頃に歌に目醒めて以来歌うたいになりたかった私ですが、そう言いながらも折に触れて進路に思い悩みつつ、色んな将来を思い描いたものです。幼稚園の頃は幼稚園の先生に憧れていたし、小学生の頃は初めて乗った飛行機が大好きになったせい+流行っていたドラマの影響もあってかキャビンアテンダントに憧れたり(その頃はまだスチュワーデス言うてたけどね)。中学高校時代には英語の先生や保健室の先生、化粧品会社の美容部員や洋服屋の店員、外交官に秘書にスタイリストと、様々な職種においての自分の可能性を模索する毎日でした。歳を重ねるごとに近づいて来る大人の入り口をチラ見しつつ、その入り口に夢ばかり見てはいられないぞとプレッシャーを与えられていたなぁー。

大学受験も視野に入れて勉強もしていたけれど、結局は歌うたいになる!と決意して急に勉強する気が失せたあの日(アカンやつ)。人生で考えると学校で勉強する時間は限られていて、ただただ勉強だけしていなさいみたいな時間ってあの12年間しかないから、今思うともっと身を入れて勉強しておけば良かったと思います。それはさておき、あの日の決断がなかったらこうしてnumeroで連載をやらせていただくこともなかっただろうから、あの時無謀だの馬鹿じゃなかろうかだの言われながらも、歌うたいになると心に決めて良かったです。本当に。ただ、歌うたいになった後でもなりたい職業があってそれは何かというと秘書。性格的に私は絶対に向いていると信じて疑わないから、今でもなりたくて仕方がない秘書。誰かのスケジュールを管理してテキパキと色んなことを捌いて、そして語学も生かして、ボスとガッチリ信頼関係を結ぶような秘書!!そんな秘書に私はなりたい!!もしもこの先に何かの間違いでソニーミュージックをクビになるようなことはできればないに越したことはないしもちろんないように努力もし続けるけれども、でももしも、もしもそんな日がやって来たなら絶対誰かの秘書にしていただきたい!!!

と、そんな私の願望を叶えるべく今回の撮影では秘書風のアウトフィットも着させていただきました。ああいう肩の力の抜けた風の秘書ってとても素敵。それにしても秘書って良い。響きが良い。あぁ秘書...憧れるわー♡♡♡

つづく

Photo:Gen Saito / Styling:Aika Kiyohara
Hair&Make-up:Akiko Gamou(Heads)
Text : Yuko Fukui / Edit : Maki Saito

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