- 亀田誠治(プロデュース楽曲:「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」)
- 1964年アメリカ・ニューヨーク生まれ。1989年に音楽プロデューサーおよびベーシストとしての活動を始める。これまでにJUJU、椎名林檎、平井堅、スピッツ、GLAY、スガシカオ、アンジェラ・アキ、秦 基博、いきものがかり、エレファントカシマシ、Do As Infinity、赤い公園、MIYAVI、東京スカパラダイスオーケストラなど数多くのアーティストを手がける。2004年夏に椎名林檎らと東京事変を結成し、多くのヒット曲を発表。2012年閏日に惜しまれつつも解散する。2013年には2回目となる自身の主催ライブイベント「亀の恩返し」を日本武道館にて開催、映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の音楽プロデュースを担当。2014年5月には「SAYONARA国立競技場 FINAL WEEK JAPAN NIGHT」にて音楽監督を務めるなど様々なかたちで作品を届けている。
カバーをするということは「古き佳きもの」を「今」に伝えるということ。
この時の流れは、その人の記憶の中に生き続けるメロディーをたしかな「名曲」に熟成させるのです。
JUJUはこの「Request Ⅱ」で、その数々の名曲をJUJU自身が生きてきた時間軸を目一杯使って歌いきりました。
プロデュース、アレンジする側の僕も、オリジナルに最大の敬意と愛情を込めてよどみない気持ちで一音一音綴れ織っていきました。
僕がプロデュースした「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」は僕自身が、リアルタイムでオリジナルを夢中になって聞いていたJ-POP史上に唯一無二の存在感を誇る作品です。
時空を超えて、めぐりめぐってこんな素敵な「名曲」に関わることになるなんて、18年前の僕には想像もできなかたこと。
ましてや、それをJUJUが歌ってくれるなんて!
素晴らしいカバーは、人と音楽の新しい出会いと、たしかなキズナを生むのかもしれません。